今後の見通し
そしてこれは利率以上に重要なことですが、今後日本円がどうなっていくかという見通しですね。
円高になって行くのか、円安になって行くのか。
日本経済が今後衰退していけば、円の価値が無くなり円安になる。相対的に外貨が高くなる。
逆に今が底で、再び日本経済が発展していけば、円の価値が上がり円高になる。相対的に外貨が安くなる。
だから「日本はもう終わりだよ」と思う人は外貨を買うべきで、「日本は再び発展する」と思う人は外貨を持つべきではないということですね。
スプレッド
外貨預金にはもう一つ不利になる条件があります。
それはビッド値とアスク値といって、実際の市場価格に対して、銀行や証券会社が買値と売値を独自に決めるのです。その開きをここではスプレッドと呼びましょう。
例えば外為市場で1ドル=100円だったとしましょう。
そのときある銀行では「今日の相場は TTS=101円 TTB=99円」だと提示してきます。
そうすると銀行は「1ドル=101円で買付ますよ」と我々に提示している訳です。
自分が100万円持っていたとします。直接外為市場から買えたのなら100万円割る100円/ドルで、1万ドルと交換できます。
しかし銀行を通じた場合、100万円割る101円/ドルで9千9百ドルとしか交換できない訳です。
残りの100ドル=1万円は銀行の手数料となる訳です。
この場合外貨預金をした瞬間に1%損をしてしまう事になるのです。
預金を下ろすときも同様です。ドルで円を買う行為になるのですから、今度は銀行は「1ドル=99円で売ってきます」などと言ってきているのです。
9千9百ドルかける99円/ドルで98万円になってしまいました。
100万円を預けて、すぐ引き出したら2万円減ってしまうのです。
ああ世界残酷物語。
だから僕たちは出来るだけ買値と売値の差の少ないところを選ばなければいけないし、短期売買をしてもいけません。(短期で為替差益を得たい人は為替証拠金取引を行うのがGoodでしょう。)
まとめ
まあ、言いたいのは「今後日本が諸外国に比べ衰退していくんじゃないかと思う人は外貨預金もいいんじゃないか」ということです。
ただし、金利や手数料をよく調べた上で預金先を選ばないと損することになるので要注意ですね。
各社の金利とスプレッド(参考)
| 金融業者 | 通貨 | 金利 | スプレッド(手数料率) |
| みずぽ銀行 | 米ドル | 0.1% | 1円 (0.9%) |
| ユーロ | 0.25% | 1.5円 (1.1%) |
| 豪ドル | 0.5% | 2.5円 (3.2%) |
| ミッチー銀行 | 米ドル | 0.1% | 1円 (0.9%) |
| ユーロ | 0.5% | 1.4円 (1.0%) |
| 豪ドル | 0.5% | 2.5円 (3.2%) |
| 大知証券 | 米ドル | 0.6% | 0.5円 (0.4%) |
| ユーロ | 1.9% | 0.8円 (0.6%) |
| 豪ドル | 4.0% | 1円 (1.3%) |
| ノムさん証券 | 米ドル | 0.6% | 0.5円 (0.4%) |
| ユーロ | 1.8% | 0.75円 (0.5%) |
| 豪ドル | 3.9% | 0.5円 (0.7%) |