リスク
さて、利率だけ見ればこんないい話はありません。給与の振込先を外貨MMFにして欲しいくらいです。
しかし外貨預金はリスク商品です。元本割れを起こす可能性があります。
これは何故か。
為替
それは為替というものがあるからです。
世界中の通貨は市場を通じて日々売買されていて、時々刻々とその価値を変化させているのです。
例えば1ドル=125円のときに100万円分の米ドルMMFを購入したとしましょう。
細かい話を抜きにして、100万円割る125円/ドルで8千ドル分を購入できます。
1年後、8千ドルは0.8%の利子が付いて8,000かける1.008で8,064ドルになっています。
しかしそのとき1ドル=100円の円高になっていたらどうでしょう。
8,064かける100で806,400円です。100万円が80万円に減ってしまいました。
実際1年間でこれくらい為替は動きます。
利子なんか軽く吹っ飛んでしまいます。
対処法はあるのか
この為替差損に対してどうしたらよいのか。
それにはドルコスト平均法というものが有効です。
ドルコスト平均法とは毎月一定額の円で、ドルを買い付けていくという方法です。
為替が1ドル125円から100円まで1年かけて一定にだらだら下げ続けたとしましょう。
毎月100万円割る12ヶ月で83,333円を買い付けていくと、1年後は88万6千円になり、一気に買うより損は少なくなります。もちろん利息は少なくなりますが。
上がったり下がったりするような相場でも、安いときは多く買いつけ、高いときは少なく買い付けるという効率の良い投資ができます。
また律儀に給料日に買い付けるのではなく、様子を見ながら短期的な円高を狙って買い付けるのも面白いでしょう。
リターン
しかし、為替とはこのように一方的に下がり続けるものなのでしょうか。
米ドルに関してはここ1年間はそうでした。(2003年5月現在)
しかしユーロや豪ドルは逆に上がり続けているのです。
リスクあるところにリターンありです。
分散投資
そこでもう一つの為替差損対処法として、複数の通貨を運用することがあげられます。
実際僕も米ドル、ユーロ、豪ドルをほぼ均等に買い付けていて、米ドルでは損をしていますが、合計では利益が出ている状態です。
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